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Indexフィールド(索引)
ワード2010基本講座:Indexフィールド(索引)
Word2010でのフィールドの操作関連は
フィールドについて
をご覧ください。
フィールドのスイッチ関連は
フィールドの一般書式スイッチ
フィールドの数値書式スイッチ
フィールドの日付・時刻の表示形式スイッチ
をご覧ください。
Indexフィールド
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リボンからの操作で目次を作成することもできますが、ここではフィールドコードに関しての操作方法を書いています。
リボンからの作成方法は
索引の登録と作成
をご覧ください。
操作手順
[挿入]タブの[クイックパーツ]→[フィールド]を実行して、フィールド ダイアログボックスを表示します。
フィールドのダイアログボックスの分類「索引と目次」を選択します。
フィールドの名前で「Index」を選択し、[索引]ボタンをクリックします。
索引 ダイアログが表示されます。
表示する形式を設定します。
[OK]ボタンをクリックします。
{ Index \e "→ " \h ”M" \y \c "2" \z "1041" } とIndexフィールドが挿入されました。
下記のように索引が表示されました。
索引項目でいろいろな設定を行っていますので、下図の索引は統一性のないものになっています。
この辺の設定は
XEフィールド
をご覧ください。
Indexフィールドのスイッチ
\b スイッチ
指定したブックマークが設定された文書の範囲について索引を作成します
{ Index \b "参照先A" }と設定しました。
ブックマーク「参照先A」の範囲内にある索引項目が表示されました。
\c スイッチ
段組みの段数を指定します。
{ Index \h "M" \y
\c "3"
\z "1041" }と設定しました。
3段組みで表示されました。
\e スイッチ
索引項目とページ番号を区切る文字 (最大5文字) を指定します。
\e スイッチを省略した場合は、カンマとスペース (, ) が使用されます。
\e " ; " としてみた例です。
項目とページとの区切りが変わりました。
\e "→ " は[Tab]キー入力します。タブのリーダーの設定によって変わります。
\f スイッチ
指定された項目の種類だけを使用して索引を作成します。
\f "Excel" と指定した例です。
XEフィールドで\f "Excel" と指定した物だけで索引が作成されます。
表示例
\g スイッチ
ページの範囲を区切る文字(最大5文字)を指定します。
省略すると、半角ハイフン「-」が使用されます。
\g "〜" と指定した例です。
「44〜46」のように範囲を区切る文字に「〜」が使用されました。
\h スイッチ
見出しの文字を設定します。
"M" なら「あいうえお・・・」、"L"なら「あかさたな・・・」といった具合になっているようです。
{ Index
\h "L"
\y \c "2" \z "1041" }と設定しました。
見出しが「あかさたな・・・」となりました。
\k スイッチ
索引項目と相互参照を区切る文字を指定します。省略した場合は、ピリオドとスペース (. ) が使用されます。
\k "〜" と指定した例です。
区切り文字が「〜」になりました。
\l スイッチ
複数ページの参照を区切る文字を指定します。省略するとカンマとスペース (, ) が使用されます。
\l ";" セミコロンを設定した例です。
複数ページの区切り文字にセミコロンが使用されました。
\p スイッチ
指定した文字を対象とする索引を作成します。
\p "あ-こ" としてみた例です。
あ〜この範囲で索引が作成されました。しかし、ふりがなが無視されてしまいました。
\r スイッチ
索引の下位項目をメイン項目と同じ行に連続して表示します。
\r を追加しました。
XEフィールドでメイン項目(ここの例では"Excel")が同じものが同一行に表示されます。
下図のようにメイン項目:下位項目1;下位項目2;下位項目3 といった感じに表示されます。
\s スイッチ
連番識別子を指定すると、連番とページ番号の両方が含まれた索引が作成されます。
規定値のハイフン (-) 以外の区切り文字を指定するには、\d スイッチを使用します。
\s No と指定しました。
文書内に SEQフィールドで Noという連番を指定してあります。
連番Noが頭に付いた形で表示されます。
\y スイッチ
ふりがなが使用できるようになります。
上記のようにXEフィールドで設定した読みを使って索引が作成されます。
例は上記と同じですので省略します。
\z スイッチ
索引の作成に使用する言語 ID を定義します。
日本語の場合は 1041 となっています。英語の場合は1033のようです。
\z "1033" としてみた例です。
日本語の文章なので何かおかしな結果になっています。一応、A,B,C・・・順です。
\z "1041" としてみた例です。
日本語なので、まともな感じになりました。
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