よねさんのExcelとWordの使い方
»
エクセル2010基本講座:目次
»
データを入力する・連続データを入力する
»
データ(数値/文字列)の入力方法
エクセル2010基本講座:データ(数値/文字列)の入力方法
データの入力
文字列をリストから選択する
セル内での改行
複数のセルに同じデータを入力する
空白セルを上のデータで埋める
データ(数値/文字列)の入力
topへ
入力するセルにマウスポインタを合わせてクリックします。
黒枠で強調表示されます(
アクティブセル
といいます)。
キーボードのキーを押すと入力されます。
ワープロでいう
上書き状態での入力
ですので、既に入力済みの場合は書き換えられます。
効率よくセルを移動する方法は、
エクセル2010基本講座:入力後のセル移動と入力方法
で説明しています。
数値の入力
日本語入力をオフの状態(直接入力の状態)で入力するのが効率的です。
日本語入力がオンの状態では変換、確定の操作が必要なため、[Enter]キーを2度押すことになります。
文字列の入力
日本語入力は
必要に応じてオンにします
。([半角/全角]キーを押して切り替えます。)
エクセルでは日本語入力はオフの状態が標準です。
入力例
標準状態では
計算できる値(数値やシリアル値)はセルの右詰め
で、
文字列は左詰め
で表示されます。
セル幅を超える長さの文字列や数値を入力すると・・・・
##### と表示されることがあります。こういう時はセル幅を表示できる幅以上に広げます。
指数表示になることもあります。表示形式を数値にしてセル幅を広げて表示することができます。
表示形式については
表示形式の設定方法
や
数値の表示形式
をご覧ください。
セル幅が狭く表示しきれていない
セル幅を広げた
文字列の場合は右側のセルの状態によって変わります。
右側のセルが未入力であると、セル幅を超えて表示されます。
右側のセルが入力済みであったら、セル幅までの文字列が表示されます。
セルにはすべての文字列が入力されており、表示されていないだけです。
セル内に文字列を収める方法はいくつかあります。下記リンク先をご覧ください。
折り返して全体を表示する
縮小して全体を表示する
セル内で改行する
入力した文字列を
リストから選択する方法
([Alt]+[↓]キー)
topへ
同じ文字列を入力するのは、面倒であるし、入力間違いの元にもなります。
同じ表の列に入力する文字列がある場合は、
[Alt] +[↓]キーで候補が表示されます
。
この一覧表から[↓]キーで選択して、入力できます。入力間違いの防止になります。
(入力規則とは別の機能です)
(注)連続したセルで有効です。空白行があるとそこでとぎれます。
セル内で改行する方法
([Alt]+[Enter]キー)
topへ
改行したいところで、
[Alt]+[Enter]キー
を押します。(Macでは、Commandキー+Option+Return のようです。)
複数のセル内容を合成して改行する場合には
&
と
CHAR(10)
を使って数式を作成します。
※セルの書式設定で『折り返して全体を表示する』に設定する必要があります
。
[ホーム]タブの[配置]グループにある[折り返して全体を表示する]を実行します。
セル内改行を関数
で取り除く方法(別セルへ) (CLEAN関数)
CHAR(10)
をセルから取り除くには
CLEAN関数
を使います。
B
C
D
2
鹿児島市
=B2&CHAR(10)&B3
鹿児島市
山田太郎
3
山田太郎
=CLEAN(C2)
鹿児島市山田太郎
(
注
)C2セルは書式設定で[折り返して全体を表示する]にする必要があります。
セル内改行を「置換」で取り除く方法
(同一セル)
[Alt]+[Enter]でセル内改行されているセルで改行コードを削除します。
[ホーム]タブの[編集]グループにある[検索と選択]→[置換]を実行します。
「置換」タブの「検索する文字列」の入力ボックス内を選択し、
[Ctrl]+[J]キー
を押します。
(注)この時、ボックス内には変化が見られません。(空白の状態のままです。)
「すべて置換」ボタンをクリックします。
複数のセルに
同じデータ
を入力する ([Ctrl]+[Enter]キー)
topへ
同じデータを入力するセルを選択します。
例ではB2,B4,B6,B8セルを選択しています。(2箇所目からは[Ctrl]キーを押しながらクリックすると離れた複数セルを選択できます。)
最後に選択した範囲の白いセル(アクティブセル)に入力します。
[Ctrl]+[Enter]キーを押して、セルへの入力を確定します。
選択していたセル全てに同じ値が入力されます。
空白セルを上のデータで埋める
topへ
見栄えをよくするためにデータが空欄になっているリストがあるとします。
そのようなリストはデータ処理(並べ替えやフィルタなど)の時に困るのですが・・・
なお、1個ずつ上のセルの値を入力するのなら[Ctrl]+[D]で入力できます。
下図のような空白セルにデータを入力する例です。
A列を選択します。
[ホーム]タブの[検索と選択]→[条件を選択してジャンプ]を実行します。
「空白セル」にチェックを入れて[OK]ボタンをクリックします。
A列の空白セルが選択されます。
空白セルの一番上のセル(例ではA3セル)がアクティブになっているので
=A2と数式を入力し、[Ctrl]+[Enter]で確定
します。
(数式はアクティブセルの上のセルを参照する式にします)
このままでは数式が入ったままなので、A3:A9を選択し、[ホーム]タブで[コピー]、[貼り付け]→[値の貼り付け]を実行し、値に書き換えます。
(A3:A9を選択するのは飛び飛びのセル範囲はまとめて、コピー&貼り付けができないためです)
数式が値に書き換えられました。
よねさんのExcelとWordの使い方
|
エクセル2010基本講座:目次
|
データ/数式/関数の入力
|エクセル2010基本講座:データ(数値/文字列)の入力方法