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リンクと参照フィールド
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- フィールドのダイアログボックスの分類「リンクと参照」を選択します。
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StyleRef フィールド
- 段落のスタイルを元に文字列が表示できます。
- { STYLEREF スタイル識別子 [スイッチ] } の形式でスタイル識別子(スタイル名)をセットします。
スタイル名には文書に使用されているスタイルがリスト表示されます。
- フィールド オプション(スイッチ)の設定ができます。
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\n スイッチ
- 参照先の段落の段落番号全体を、末尾にピリオドを付けずに表示します。
- 組み込みスタイル「見出し 1」をヘッダーに表示する例
- フィールドコードの例
{ STYLEREF "見出し 1" \n } 段落番号を表示
{ STYLEREF "見出し 1" } 見出し1の文字列を表示
- 結果の表示例
- 1ページ目が目次のとき、1ページ目のヘッダーには表示したくないときは・・・?
- フィールドコードの例
段落番号についてのフィールドコードです。
{ IF { PAGE } = 1 "" { STYLEREF "見出し 1" \n } }
- 結果の表示例
1ページ目のヘッダーには何も表示されていません。
2ページ目以降には表示されました。
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\l スイッチ
- 指定したスタイルが設定されている文字列のうち、ページ内で最後に表示される文字列を表示します。
規定値(\l が無い場合)はページの先頭から捜して最初に使用されている文字列を表示します。
- 自家製辞書を作成し、語句に「HP_keyword」という文字スタイルを設定した例です。
ヘッダーに各ページの最初の語句〜最後の語句を表示した例です。
- フィールドコードの例
{ STYLEREF HP_keyword } 〜 { STYLEREF HP_keyword \l }としています。
- 結果の表示例
- そのほかのスイッチは下記参照資料をご覧ください。
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スタイルの検索方向
- 本文
- 挿入位置から文頭に向かって検索されます。
スタイルが見つからない場合は、フィールドの挿入位置から文末に向かって検索されます。
- 脚注、コメント、または文末脚注の中
- 文頭に向かって、スタイルが検索されます。
スタイルが見つからない場合は、フィールドの挿入位置から文末に向かって検索されます。
- ヘッダーとフッター (印刷ドキュメント用)
- 現在のページの先頭から末尾に向かって検索されます。
スタイルが見つからない場合は、ページの先頭から文書の先頭に向かって検索されます。
それでも指定したスタイルが見つからない場合は、ページの末尾から文書の末尾に向かって検索されます。
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