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横棒グラフと折れ線グラフの複合グラフを作成する
横棒グラフと折れ線グラフの複合グラフを作成する
- 横棒グラフに折れ線グラフを重ねた複合グラフの作成方法です。
基本は横棒グラフで折れ線部分は散布図で重ねる方法です。
- ダミーのデータ列を使って折れ線部分をプロットします。
- データリスト
- 下表のように、G列にダミーとして0.5から1刻みの値を入力しています。
- なぜ、0.5なのかといった疑問がある方は、グラフが完成したのち、G列の値を変更するとわかると思います。
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B |
C |
D |
E |
F |
G |
2 |
支店別売上高 |
|
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|
|
3 |
|
福岡支店 |
宮崎支店 |
鹿児島支店 |
平均 |
ダミー |
4 |
10月 |
12,100,000 |
6,500,000 |
9,000,000 |
9,200,000 |
0.5 |
5 |
11月 |
13,800,000 |
7,500,000 |
8,100,000 |
9,800,000 |
1.5 |
6 |
12月 |
15,000,000 |
7,800,000 |
9,500,000 |
10,766,667 |
2.5 |
7 |
1月 |
11,200,000 |
6,200,000 |
8,100,000 |
8,500,000 |
3.5 |
8 |
2月 |
10,000,000 |
6,000,000 |
7,800,000 |
7,933,333 |
4.5 |
9 |
3月 |
11,100,000 |
7,800,000 |
8,800,000 |
9,233,333 |
5.5 |
- 作成手順例
- グラフ化するデータ範囲を選択します。
[挿入]タブの[横棒グラフの挿入]→[集合横棒]を実行します。
- 集合横棒グラフが作成されました。
- 折れ線にしたい系列を選択します。
下図では系列「平均」を選択しています。
- グラフツールの[デザイン]タブで、[グラフの種類の変更]を実行します。
- 系列「平均」のグラフの種類の[▼]ボタンをクリックして、「散布図(直線とマーカー)」を選択します。
- グラフの平均を選択します。
- グラフツールの[デザイン]タブで、[データの選択]を実行します。
- 系列「平均」を選択して[編集]ボタンをクリックします。
- 系列のXの値にデータリストの平均のデータ部分、系列のXの値にデータリストのダミーの値の部分を指定します。
- 横棒グラフと折れ線グラフの複合グラフができました。
- グラフタイトルや書式などを設定して完成としました。
Y軸の目盛と凡例の「ダミー」は選択して[Delete]キーで削除できます。
- 系列「ダミー」がわずかにですがグラフに見えています。
グラフツールの[書式]タブを選択します。
グラフ要素のボックスで「系列"ダミー"」を選択します。
- [Delete]キーで削除します。
- 横軸(X軸)の境界値の最小値を 0 、最大値を 1.7E7 としました。
- 系列の重なりを「-50%」、要素間隔を「150%」としました。
- これで完成としました。
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