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エクセル2013基本講座：レーダーチャートを作成する

• このページではExcel2013でのレーダーチャートの作成方法について書いています。
  Excel2010での操作方法は　Excel2010基本講座：レーダーチャートの作り方　をご覧ください。

テータリストの作成　　　　　Topへ

• 下表のようなデータを例にレーダーチャートを作成してみます。

  • 	B	C	D
    2		今野	内田
    3	国語	64	55
    4	数学	57	81
    5	理科	45	75
    6	社会	72	60
    7	英語	77	66

レーダーチャートを作成する　　　　　Topへ

1. データリスト内の1つのセルをアクティブにします。もしくは、グラフ化するデータの列見出し/行見出しを含めて選択した状態にします。
   • Excelがデータ範囲を自動で認識できるときは、データリスト内の1つのセルがアクティブであればよい。
   • 自動で認識できないケース、リストの周囲のセルが使用されているようなときは、グラフ化する範囲を選択しておきます。
2. [挿入]タブの[グラフ]グループにある[株価チャート、等高線グラフ、またはレーダーチャートの挿入]→[マーカー付きレーダー]を実行します。
   
3. マーカー付きレーダーチャートが作成されました。
   
4. グラフタイトルの内部をクリックして、「期末テスト結果」と入力しました。
   
5. 「グラフ要素」ボタンをクリックし、凡例の右の三角ボタンをクリックして、[右]を選択しました。
   
6. 凡例が右に移動しました。
   

レーダーチャートの軸の線が表示されない? 　　　　Topへ

• Excel2010までは軸の線が表示されていたのですが、Excel2013では表示されていません。
  • 下図では軸の線の色を分かりやすくするため、赤色に設定しています。
  
  • Excel2010ではグラフツールの[レイアウト]タブで[軸]→[主縦軸]→[既定の軸を表示]を実行します。
    
  • Excel2013では下図のように設定しても表示されません。（2013/5/10時点、今後改善されるかもしれません)
    

• VBAでレーダーチャートを再描画してみます。

  1. [Alt]+[F11]でVBEを開き、標準モジュールに下表のコードを入力します。
     なお、グラフ名は名前ボックスで確認できますので、適切なものに変更する必要があります。
     

     Sub Macro1() ' 　　ActiveSheet.ChartObjects("グラフ 1").Activate 　　ActiveChart.Type = xlRadar End Sub

  2. 実行すると、上記で設定した軸の線が描画されました。
     
  3. 念のため、軸の線の色を変更してみます。
     • 緑色に変更しました。ちゃんと反映されました。
     

• データ範囲を選択して、VBAでレーダーチャートを作成してみます。

  1. [Alt]+[F11]でVBEを開き、標準モジュールに下表のコードを入力します。
     なお、グラフ名は名前ボックスで確認できますので、適切なものに変更する必要があります。
     

     Sub test2() 　　　ActiveSheet.Shapes.AddChart (xlRadar) End Sub

  2. データ範囲を選択して、このコードを実行すると下図のようなレーダーチャートが作成されました。
     • このグラフは軸の線が表示された状態になりました。