エクセル2013基本講座：二重ドーナツグラフを作成する

このページではExcel2013を使ったドーナツグラフの作成方法を書いています。
Excel2010での操作方法は　Excel2010基本講座：ドーナツグラフを作成する　をご覧ください。

ドーナツグラフを作成する	二重ドーナツグラフを作成する
ドーナツの穴の大きさを変更する	ドーナツを入れ替える

ドーナツグラフを作成する　　　　　 Topへ

下表のデータをもとにドーナツグラフを作成します。

	B	C	D	E
2	種類	合計金額	商品	金額
3	やさい	7,362	大根	4,120
4			白菜	3,242
5	肉	18,451	牛肉	2,711
6			豚肉	6,087
7			鶏肉	9,653
8	果物	13,329	みかん	7,878
9			りんご	3,366
10			バナナ	2,085

セル範囲D2:E10を選択して、[挿入]タブの[円またはドーナツグラフの挿入]→[ドーナツ]を実行します。
ドーナツグラフが作成されました。

二重ドーナツグラフを作成する　　　　　 Topへ

上記で作成したドーナツグラフにデータを追加して、二重ドーナツグラフを作成します。
1. 追加するデータを選択します。
  元データでは離れたセルにあるので、[Ctrl]キーを押しながら選択します。
2. [ホーム]タブの[コピー]を実行します。
3. グラフを選択して、[ホーム]タブの[貼り付け]を実行します。
4. グラフにデータが追加され、二重ドーナツグラフが作成できました。

ドーナツの穴の大きさを変更する　　　　　 Topへ

円の幅(帯)が狭い(細い)のでドーナツの穴の大きさを変更します。
1. グラフの系列をダブルクリックします。
  データ系列の書式設定の「ドーナツの穴の大きさ」を「50%」にしました。
Excel2013ではドーナツの穴の大きさを「0%」に設定することができるようになりました。ちなみに、Excel2010では10%まででした。
ただし、以下のような不具合?がありますので、ドーナツの穴の大きさは「0%」は避けて、「1%」などに設定したほうがよさそうです。
- ドーナツの穴の大きさを「0%」にした例です。2重円グラフのようになります。
- ところが、この設定をすると、書式設定から「ドーナツの穴の大きさ」が消えてしまいました。
  - 「円グラフの切り離し」と表示されることから、円グラフと認識されているようです。
  また、グラフスタイルには何も表示されなくなります。バグの可能性がありそうです。(記：2013/43/18現在、今後、修正があるかもしれません)
- ドーナツの穴の大きさは「0%」は避けて、「1%」などに設定したほうがよさそうです。

データラベルを表示する　　　　　 Topへ

データラベルを表示します。
1. グラフを選択します。
2. [グラフ要素]を選択し、[データラベル]にチェックを入れます。
3. データラベルをダブルクリックして、書式設定を表示します。
  「ラベルオプション」を選択して、「分類名」と「値」にチェックを入れました。
  「区切り文字」で「改行」を選択しました。
4. もう片方のデータ系列を選択します。
  なお、下図では見えませんが、「区切り文字」で「改行」を選択しました。
  書式設定の「値」にチェックを入れ、「セルの値」にチェックを入れました。
  データラベル範囲の選択で、B3,B5,B8のセルを選択しました。(離れたセルですので[Ctrl]キーを押した状態で選択します)
  [OK]ボタンをクリックします。
5. 下図のようにデータラベルを表示しました。

ドーナツを入れ替える　　　　　 Topへ

内側のドーナツと外側のドーナツを入れ替えてみます。
1. グラフを選択します。
2. グラフツールのデザインタブを選択します。
  [データの選択]を実行します。
3. 上の系列(金額)を選択して、[下へ]ボタンをクリックします。
4. 系列の順番を入れ替えました。
5. グラフのスタイルを変更しました。凡例を右へ配置しました。
  データラベルがグラフ内に収まるように、ドーナツの穴の大きさを35%に変更しました。

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