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データバー(条件付き書式)
エクセル2010基本講座:データバー(条件付き書式)
データバーとは条件付き書式の機能の一つです。データの値の応じた横棒をセルに表示することができます。
つまり、セル内に横棒グラフの簡易グラフを表示する感じです。値の大小を視覚的に訴えることができます。
データバーの設定方法
データバーの最小値と最大値を設定する
セルの値を非表示にする
データバーの解除方法
Excel2010のデーターバーとExcel2007との違い
データバーの設定方法
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データバーをの設定手順
データバーを表示するセルを選択します。
[ホーム]タブの「スタイル」グループにある[条件付き書式]→[データバー]→(スタイル)を選択します。
データバーが表示されました。
初期状態では自動でセルの左端が最小値で右端が最大値として、セルの値に応じた横棒が作成されます。
データバーの最小値と最大値を設定する
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設定するセルを選択します。
[ホーム]タブの「スタイル」グループにある[条件付き書式]→[ルールの管理]を実行します。
「条件付き書式ルールの管理」ダイアログボックスで[ルールの編集]を実行します。
最小値の種類を「数値」に変更します。値に最小値の数値を入力します。ここでは -10000 としました。
最大値の種類を「数値」に変更します。値に最大値の数値を入力します。ここでは 10000 としました。
データバーの最小値と最大値を設定しましたので、セルの左右が最小値と最大値の値になりました。
セルの左右に余裕ができています。
セルの値を非表示にする
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設定するセルを選択します。
[ホーム]タブの「スタイル」グループにある[条件付き書式]→[ルールの管理]を実行します。
「条件付き書式ルールの管理」ダイアログボックスで[ルールの編集]を実行します。
「棒のみ表示」にチェックを入れ、「負の値と軸」ボタンをクリックします。
「棒のみ表示」にチェックを入れると
セルの値は非表示になります。
塗りつぶしの色、枠線の色を変更してみました。
軸の設定では「セルの中間」にチェックを入れました。
下図のように、データバーの書式が変更され、セルの値は非表示になりました。
データバーの解除方法
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データバーは条件付き書式の一つですので、条件付き書式からルールをクリアします。
解除したいセル範囲を選択します。
[ホーム]タブの[スタイル]グループにある[条件付き書式]→[ルールのクリア]→[選択したセルからルールをクリア]を実行します。
シートからすべての条件付き書式をクリアする場合は「シート全体からルールをクリア」を実行します。
Excel2010のデーターバーとExcel2007との違い
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ダイアログを見ると、「バーの外観」を設定できるようになっています。
ダイアログを表示するには?
データバーを設定するセルを選択します。
[ホーム]タブの「スタイル」グループにある[条件付き書式]→[新しいルール]を選択します。
「セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定」を選択します。
書式スタイルで「データバー」を選択します。
下図のようにダイアログが表示されます。
バーの外観で塗りつぶしの色や枠線などの書式を設定することができます。
ちなみに、Excel2007では下図のように簡易なものでした。
選択したデータに負の値があるときは、[負の値と軸]ボタンをクリックして設定ができるようになっています。
負の値と軸の書式ダイアログが表示されます。
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