よねさんのExcelとWordの使い方
»
エクセル2010基本講座:目次
»
データ分析・パワービュー
»
ピボットテーブル
»
PowerPivot for Excel 2010を利用する
PowerPivot for Excel 2010を利用する:Excel2010基本講座
はじめに
PowerPivot for Excel 2010を利用する
リレーションシップを設定する
計算列を設定する
はじめに
Topへ
PowerPivot for Excel 2010はダウンロードして、インストールする必要があります。詳しくはMicrosoft社のページをご覧ください。
Microsoft SQL Server 2012 SP1 PowerPivot for Microsoft Excel 2010
リリース日:2013/01/09
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=29074
Microsoft SQL Server 2012 SP2 PowerPivot for Microsoft Excel 2010
リリース日:2014/06/10
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=43348
Microsoft SQL Server 2008 R2 - PowerPivot for Microsoft Excel 2010 - RTM
リリース日:2012/07/27
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=7609
PowerPivot for Excel 2010をインストールすると、[PowerPivot]タブが表示されます。
[PowerPivot]タブをクリックして、リボンを表示した状態です。
[PowerPivot]タブが表示されない?
[開発]タブの「COMアドイン」をクリックして、「PowerPivot for Excel」にチェックを入れます。
開発タブが表示されないときは
[開発]タブを表示する方法
をご覧ください。
PowerPivot for Excel 2010を利用する
Topへ
ここでは、Excelに作成したデータファイルを使って、PowerPivotを試してみます。
Excelファイルのデータを取り込む
Excel2010を起動し、データを作成しているファイルを開きます。
[PowerPivot]タブをクリックして、[PowerPivotウィンドウ]をクリックします。
PowerPivot for Excel のウィンドウが開きます。
ここでは、Excelのファイルからデータを取得しますので、[その他のソース]をクリックします。
「Excel ファイル」を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
[参照]ボタンをクリックして、使用するファイルを指定します。
「先頭行を列見出しとして使用する」にチェックを入れました。
Excelファイルパスにファイルへのパスが表示されます。接続の表示名にはファイル名が表示されました。
[次へ]ボタンをクリックします。
使用するデータがあるシートにチェックを入れます。ここではSheet1とSheet2にチェックを入れました。
[完了]ボタンをクリックします。
データが取得できた旨、「成功」と表示されました。[閉じる]ボタンをクリックします。
PowerPivot for Excel ウィンドウに取り込んだデータが表示されました。
ただし、元のデータとは順番が異なっており、データがが並べ替えられているようです。
ピボットテーブルを作成する
PowerPivot for Excel の[ピボットテーブル]→[グラフとテーブル(縦)]を選択しました。
ここで、元のExcel2010のウィンドウに切り替わりました。
[新しいワークシート」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックしました。
Excel2010の新しいシートにピボットグラフとピボットテーブルが作成できるようになりました。
フィールドウィンドウを使って設定します。
ここの例ではSheet4にピボットテーブルとピボットグラフを作成しています。
ピボットグラフ用のデータシート「Sheet4グラフ1のデータ」というのが作成されます。
ここまでで、このファイルに名前を付けて保存します。
リレーションシップを設定する
Topへ
ここで使用しているデータは2つの表です。
Sheet1には下図のような売り上げの数量が入力されています。
Sheet2には下図のような商品名と単価のリストが入力されています。
この2つのデータリストは「型番」で関連付けられたデータですので、リレーションシップを設定します。
PowerPivot for Excelの[リレーションシップの作成]を実行します。
Sheet1の「型番」とSheet2の「型番」を関連付けて、[作成]ボタンをクリックします。
列ラベルにSheet2の[商品名」を配置しました。
リレーションシップが設定されているので、「型番」を「商品名」に置き換えたことになります。
計算列を設定する
Topへ
ここで使用しているデータには金額が計算されていません。
Sheet1の数量とSheet2の単価から金額を計算してみます。
「列の追加」と表示されている列内を選択して、数式バーに =re と入力した状態です。
数式オートコンプリート機能が働いています。
PowerPivotではVLOOKUP関数は無いので、RELATED関数を利用して、他のテーブルを参照します。
数式バーに
=RELATED(Sheet2[単価])*Sheet1[数量]
と計算式を入力します。
[Enter]キーを押して、計算式の入力を確定します。
金額の計算ができました。なお、列見出しはダブルクリックして変更することができますので「金額」としています。
ピボットテーブルのΣ値 に「金額」を配置しました。
よねさんのExcelとWordの使い方
|
エクセル2010基本講座:目次
|
データ分析
|PowerPivot for Excel 2010を利用する