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Microsoft Queryを使って外部データを取り込む
Microsoft Queryを使って外部データを取り込む:Excelの基本操作
Microsoft Queryウィザードを使ってExcelのデータを取り込む
保存したクエリを利用する
クエリ ウィザードを使わない方法
Microsoft Queryを使ってAccessのデータを取り込む
Microsoft Queryウィザードを使ってExcelのデータを取り込む
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Microsoft Queryウィザードを使って、他のExcelのデータを取り込みます。
取り込む際に取り込むフィールドを指定したり、条件を付けてデータを取り込んだり、データを並べ替えたりして取り込むことができます。
このページでは下図のようなデータを取り込んでみます。
取り込み先のExcelファイルを開きます。Sheet1のB2セルを選択しています。
[データ]タブの[データの取得]→[その他のデータソースから]→[Microsoft Queryから]を選択します。
下図のように、Excel2016のバージョン 1704(ビルド 8067.2115)以降では[データ]タブの「外部データの取り込み」グループが無くなって、「データの取得と変換」グループに変わっています。(2018/10/24 記)
以前のExcel2016では[データ]タブの「外部データの取り込み」グループの[その他のデータソース]→[Microsoft Query から]を選択しまていました。
「クエリ ウィザードを使ってクエリを作成/編集する」にチェックを入れます。
「Excel Files*」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
Microsoft Query のウィンドウが開かれます。
取り込み先のファイルを指定します。
[OK]ボタンをクリックします。
使用可能なテーブルと列に「Sheet1$」と表示されました。
「Sheet1$」の横の + ボタンをクリックして展開します。
取り込む列を指定することができます。ここでは「数量」を選択して「>」ボタンをクリックして、クエリの列に登録します。
このページでは「担当者」「型番」「単価」「数量」を登録しました。
[次へ]ボタンをクリックします。
テーブルが表示されないときは[オプション]をクリックして、テーブルオプションで「システムテーブル」にチェックを入れます。
クエリ ウィザードのデータの抽出が表示されます。
抽出する列で「数量」を選択し、「>=」「20」 として、 数量が20以上のデータを抽出するという条件を付けました。
[次へ]ボタンをクリックします。
クエリ ウィザードの並べ替え順序の設定が表示されます。
最優先されるキーで「担当者」を指定し、「昇順」にチェックを入れました。
[次へ]ボタンをクリックします。
クエリ ウィザードの完了が表示されます。
「Microsoft Excelにデータを返す」にチェックを入れて、[完了]ボタンをクリックします。
[クエリの保存]ボタンをクリックすると、ここで設定したクエリを保存することができます。
ファイル名を入力して、[保存]ボタンをクリックします。
データのインポートが表示されます。
Excelにどのような形式で表示するか(読み込むか)設定を行います。
ここでは「テーブル」にチェックを入れ、既存のワークシートの「=$B$2」を指定しました。
[OK]ボタンをクリックします。
Excelのシートにデータが読み込まれました。(データがインポートされました)
保存したクエリを利用する
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取り込み先のデータが変化するようなケースではクエリを登録して、再利用することができます。
同条件でインポートするのであれば、ボタンをクリックしてウィザードを進むだけで済みます。
ここでは前項の手順 7 で保存したクエリを利用します。
取り込み先のExcelファイルにデータが追加されています。
取り込み先のExcelファイルを開きます。
Sheet1のB2セルを選択しています。
[データ]タブの[その他のデータソース]→[Microsoft Query から]を選択します。
「クエリ ウィザードを使ってクエリを作成/編集する」にチェックを入れます。
「Excel Files*」を選択して、
[参照]ボタンをクリックします。
データソースの参照が表示されます。
保存したクエリを選択して、[開く]ボタンをクリックします。
データソースの選択に開いたクエリが表示されます。
[開く]ボタンをクリックします。
保存したクエリと同じ条件(クエリの列)が表示されています。[次へ]ボタンをクリックします。
データの抽出にも保存したクエリの条件が表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。
並べ替えの順序の設定に保存したクエリと同じ設定が表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。
クエリウィザードの完了で[完了]ボタンをクリックします。
データのインポートが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
データがインポートされました。追加されたデータも同様に抽出されているのがわかります。
クエリ ウィザードを使わない方法
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クエリウィザードを使わないでExcelファイルのデータをインポートします。
Microsoft Query のコマンドを使ってデータを抽出したり、並べ替えて、データをExcelへインポートします。
取り込み先のExcelファイルを開きます。
Sheet1のB2セルを選択しています。
[データ]タブの[その他のデータソース]→[Microsoft Query から]を選択します。
「クエリ ウィザードを使ってクエリを作成/編集する」にチェックを入れません。
「Excel Files*」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
Microsoft Query のウィンドウが開きます。
インポート先のファイルを指定して[OK]ボタンをクリックします。
テーブルの追加で [追加]ボタンをクリックします。
テーブルが表示されないときは[オプション]をクリックして、テーブルオプションで「システムテーブル」にチェックを入れます。
Sheet1の列見出しのリストが表示されます。
テーブルの追加 ウィンドウは[閉じる]ボタンをクリックして閉じます。
インポートするデータの列見出しを選択して、下のテーブルにドラッグします。
テーブルにインポートされるデータが表示されます。
抽出条件を設定する場合は、[条件]→[抽出条件の追加]を選択します。
表示される抽出条件の追加で設定します。
[追加]ボタンをクリックすると、テーブルのデータが抽出条件で抽出されます。
データの並べ替えは、[レコード]→[並べ替え]を選択します。
並べ替えの条件を設定して、[追加]ボタンをクリックするとテーブルのデータが並べ替えられます。
[ファイル]→[Microsoft Excelにデータを返す]を選択します。
データのインポートで「テーブル」「既存のワークシート」といった設定をして[OK]ボタンをクリックします。
データがインポートされました。
Microsoft Queryウィザードを使ってAccessのデータを取り込む
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Accessのデータから、条件付きでデータをインポートしてみます。
ここでは、ウィザードは使用しない方法で行います。
アクセスのデータは下図のようなダミーデータです。
Excelの取り込み先のExcelファイルを開きます。
Sheet1のB2セルを選択しています。
[データ]タブの[その他のデータソース]→[Microsoft Query から]を選択します。
「クエリ ウィザードを使ってクエリを作成/編集する」にチェックを入れません。
「MS Access Database*」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
Microsoft Query のウィンドウが開きます。
インポート先のアクセスのファイルを指定して[OK]ボタンをクリックします。
テーブルの追加が表示されました。
テーブル名を選択して、[追加]ボタンをクリックします。
テーブルが表示されました。
テーブルが表示されたら[閉じる]ボタンをクリックして、テーブルの追加は閉じます。
インポートする列見出しを選択して、下のテーブルにドラッグします。
飛び飛びのフィールドを選択するときは [Ctrl]キーを押した状態でクリックします。
選択していたフィールドのデータが表示されました。
[条件]→[抽出条件の追加]を選択します。
フィールドで「出身地」、演算子で「=」、値で「鹿児島県」と入力しました。
[追加]ボタンをクリックします。
データが抽出されたら[閉じる]ボタンでこのウィンドウを閉じます。
出身地が鹿児島県のデータが抽出されました。
[ファイル]→[Microsoft Excelにデータを返す]を選択します。
「テーブル」にチェックを入れました。
データを返す先は「既存のワークシート」の =$B$2 としました。
Excelに選択したフィールドで、抽出条件に合致したデータをインポートすることができました。
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