平成29年分以降用の「医療費集計フォーム」を利用する


平成29年分以降用の「医療費集計フォーム」を利用する 入力用「医療費集計フォーム」を作成する
確定申告等作成コーナーを利用して「医療費集計フォーム」を読み込ます

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「医療費集計フォーム(平成29年分以降用)」をダウンロードする

確定申告等作成コーナーを利用して「医療費集計フォーム」を読み込ます

  1. 確定申告作成コーナーで「作成開始」ボタンをクリックします。
  2. ここでは[印刷をして書面提出する]をクリックしました。
  3. 推奨環境などの確認画面が表示されますので、ご自身のPC環境などを確認してください。
  4. 「平成30年分の申告書等の作成」をクリックして展開します。
    [所得税]をクリックしました。
  5. ここでは「左記以外の所得のある方(すべての所得対応)」の[作成開始]を選択しました。
  6. ここでは申告書の作成で「申告書の様式をイメージした入力画面で申告書を作成する」のチェックを入れて作成しました。
  7. 申告書のイメージが表示されます。
    ここで、「医療費控除」をクリックします。
  8. [医療費控除を適用する]をクリックしました。
  9. 入力方法の選択で、「医療費集計フォームを読み込んで、明細書を作成する」にチェックを入れ、[参照]ボタンをクリックして、作成した医療費の集計ファイルを指定します。
    昨年まではファイル形式が従来の xls形式でしたが、今年度(平成30年度)ではxlsx形式になっていました。
  10. データのチェックが行われます。読み込んだ結果が表示されました。
  11. 読み込んだファイルにデータの漏れや訂正がある場合は、個別データの追加や訂正、削除が可能になっています。
  12. 計算結果が表示されます。
  13. 申告用紙の医療費控除の欄に入力されます。
  14. 以上のように簡単に操作することができるようになっています。

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確定申告書作成コーナーで使用する場合

医療費控除の明細書を作成するのに「医療費集計フォーム」を利用する

入力・集計用のExcelファイルを作成する (2019/2/5 Ver3.1を利用したものに編集しなおしました)

  1. 国税庁のHPからダウンロードした「医療費集計フォーム Ver3.1」ファイルから、A1:J18 を選択して、新しいファイルに貼り付けます。
    ちなみに、この新しいファイルは保護されていませんので、シートを改変することが可能になります。
    なぜか8行目が非表示になっていましたので、8行目に各列の見出しを入力しました。(テーブルの列見出しとして使用します)
    元のシートでは列見出しが6行目と7行目と複数行を使って作成されているので都合が悪いためです。
  2. 入力を楽にするため、医療を受けた人と病院・薬局の名称はリストから選択するようにしました。
    Sheet2のB2:B12に病院名などを入力し、E列に医療控除の対象となる人の名前を入力します。
    B2セルを選択して、[挿入]タブの[テーブル]をクリックします。
  3. テーブルの範囲が正しいのを確認して[OK]ボタンをクリックします。
  4. テーブルツールタブのテーブル名に「病院名」と入力しました。(このテーブルの名前を「病院名」としました)
  5. 同様に、E2:E7セルもテーブルに変換して、テーブル名を家族としました。
  6. Sheet1のB9セルを選択して、[データ]タブの[データの入力規則]をクリックします。
  7. 入力値の種類で「リスト」を選択します。
    元の値に =INDIRECT("家族") と入力します。INDIRECT関数を使って、テーブルを指定します。
  8. ドロップダウンリストで家族の名前を選択して、入力できるようになりました。
  9. Sheet1のC9セルを選択して、[データ]タブの[データの入力規則]をクリックします。
    ここでは元の値に =INDIRECT("病院名") と入力します。
  10. 病院名や薬局名を選択して入力できるようになりました。
  11. B9:C9セルを選択して、オートフィルボタンを下方向へドラッグして、入力規則をコピーします。
  12. 診療・治療、医薬品購入、介護保険サービス、その他の医療費は「空欄と該当する」をリストから選択できるように作成されています。
    元のファイルでは入力規則のリストが設定してあります。
  13. A8:J18セルを選択して、[挿入]タブの[テーブル]をクリックしてテーブルに変換します。
  14. 医療費の入力データのテーブル名は「医療費」としています。
    テーブルツールの[デザイン]タブのテーブル名に「医療費」と入力しました。
  15. C3セルの数式は  =IF(0=SUM(H9:H18),"",SUM(H9:H18)) となっているか確認します。
    データが追加されると、テーブルの行に合わせて数式は修正されます。
  16. C4セルの数式は =IF(0=SUM(I9:I18),"",SUM(I9:I18)) となっているかを確認します。
  17. 下図のように領収書のデータを入力します。
    入力規則のリストは [Alt]+[↓]キーで開くことができます。リスト内の値は[↓]または[↑]キーで選択して[Enter]キーで入力できます。
  18. データリスト内を選択して、[挿入]タブの[ピボットテーブル]を実行します。
    テーブル/範囲に 医療費 とデータを入力するテーブル名を指定します。
    ピボットテーブルの配置場所は Sheet3!B2 としました。
  19. ピボットテーブルを使うと集計も簡単にできます。
    これを医療費控除の明細書に転記します。
  20. 控除額の計算は下図のような計算式で計算できます。下図はダミーデータです。
    上記のExcelファイルで支払った医療費はD3セル、補填される金額は D4セルで計算されたものを参照するか、手入力します。
    所得金額の合計額も手入力します。

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