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ページ区切りと改ページの違い
- 「ページ区切り」と「改ページ」は微妙に違っているようです。
文書の作成にはたいした影響はないと思われますが、ちょっと気になったので違いを書いてみたいと思います。
- Word2007から挿入タブに「ページ区切り」というコマンドボタンが追加されました。
ページレイアウトタブには「改ページ」という機能があります。
同じ機能のようですが、若干異なるようです。このページではこの違いを調べてみました。
通常はあまり気にしない方がよいかもしれませんが、見出しスタイルを使用しているときはちょっと気を付けたほうがよいかもしれません。
- 下図はWord2013の「挿入」タブの[ページ区切り]です。
このページではこのコマンドを使う操作を「ページ区切り」と呼びます。
- ポップアップヒントにはショートカットキーとして[Ctrl]+[Enter]の表示があります。
これは、改ページのショートカットキーだったと思うのですが、任意指定のページ区切りを入れるものというようです。
- [ページレイアウト]タブに[区切り]→[改ページ]があります。
このページではこのコマンドを使う操作を「改ページ」と呼びます。
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- 段落の前で「ページ区切り」
↓
- 段落の前で「改ページ」
見た目に違いはないようです。
- 段落の後ろで「ページ区切り」
↓
- 段落の後ろで「改ページ」
改ページの編集記号に位置が異なるようですが、他に違いは見られないようです。
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- 「見出し1」を設定して、「ファンシー」の書式を適用したもので説明します。
- 「見出し1」の先頭で「ページ区切り」を実行
- 「見出し1」の先頭で「改ページ」を実行
改ページが表示されている行に書式が残っています。
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- 下図のような段落番号を設定した文章での違いを見てみます。
- 途中の段落番号の頭で実行
↓
途中の段落番号の頭で「ページ区切り」を実行
途中の段落番号の頭で「改ページ」を実行
- 途中の段落番号の後ろで実行
↓
途中の段落番号の後ろで「ページ区切り」を実行
空の段落番号が追加されました。
- 途中の段落番号の後ろで「改ページ」を実行
空の段落番号が追加されました。改ページの編集記号の位置が異なります。
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