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Word2013では罫線の色の設定時の挙動がちょっと変わりました
- Word2013では罫線の色に関する設定時の挙動がちょっと変わっているのに気づきましたか?
罫線の色を設定した後の画面が少し変わっています。Word2010との比較で説明します。
- Word2010では、罫線の色を変更するときは、線の種類を最初に決定しておき、そのあとで、線の「色」を設定する必要がありました。
Word2013では先に、線の「色」を設定してもよいことになります。設定の順番を気にする必要がなくなりました。
- Word2013で「線種とページ罫線と網かけの設定」ダイアログボックスを表示します。
- [ホーム]タブの[罫線]→[線種とページ罫線と網かけの設定]を実行します。
- 表を挿入していて、表内を選択している場合は、表ツールの[デザイン]タブを選択します。
[罫線]→[線種とページ罫線と網かけの設定]を実行します。
- Word2013での挙動
- 罫線 タブの「色」を変更すると、種類や線の太さのリストのすべてのサンプルに色が反映します。
- Word2010での挙動
- 罫線 タブの「色」を変更すると、種類のリストでは選択していたものだけに色が反映されます。
↓
よって、他の線の種類を選択すると、色や線の太さのリストは既定のもの(黒色)に戻ります。
- Word2013では先に、線の「色」を設定してもよいことになります。設定の順番を気にする必要がなくなりました。
一方、Word2010では線の種類を先に決定しておく必要がありました。
- Word2013では表ツールの[デザイン]タブの「飾り枠」グループのコマンドの挙動が従来とちょっと異なっています。
- 表を挿入して、表内のどこかを選択した状態です。
表ツール リボンの[デザイン]タブで「ペンの色」を「赤色」に変更しました。
- 「線の種類」のドロップダウンリストを開くと、すべての種類が設定した色に変化しています。
- この状態で、線の素類を変更すると、線の色が反映された状態(赤色に設定された状態)です。
- Word2010で同じ操作を行ってみます。
- 表を挿入して、表内のどこかを選択した状態です。
表ツール リボンの[デザイン]タブで「ペンの色」を「赤色」に変更しました。
- 「線の種類」のドロップダウンリストを開くと、選択されていた線の素類だけが設定した色に変化しています。
他の線の素類は既定の線の色(黒色)のままです。
- この状態で、線の素類を変更すると・・・、線の色は「黒色」に戻っています。
この線の色を赤にするにはもう一度「ペンの色」で赤色に設定する必要があります。
- Word2013では先に、線の「色」を設定してもよいことになります。設定の順番を気にする必要がなくなりました。
一方、Word2010では線の種類を先に決定しておく必要がありました。
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