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文章校正機能について
ワード2010基本講座:文章校正機能について
文章校正機能とは
スペルチェックと文章校正
文体を「です・ます」「だ・である」体に統一する方法
文章校正機能とは
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文章中のスペル間違いや文章の構成を自動で行う機能です。
下図のような文章では赤い波線、緑の波線、青い波線が引かれています。
赤い波線は[入力時にスペルチェックを行う]と[文脈に応じたスペルチェックを行う]機能によって見つかった個所になります。
緑の波線は[自動文章校正]機能によってチェックされた部分を表します。
青い波線は書式が不統一であると判定された箇所になります。
赤い波線、緑の波線、青い波線を表示しないようにするには?
[ファイル]タブの[オプション]を実行します。
[文章校正]を選択します。
赤い波線を表示しないようにするには、「入力時にスペルチェックを行う」と「文脈に応じたスペルチェックを行う」のチェックを外します。
緑の波線を表示しないようにするには「自動文章校正」のチェックを外します。
「文章校正とスペルチェックを一緒に行う」にチェックを入れ「文章の読みやすさを評価する」にチェックを入れて、[校閲]タブの[表記ゆれチェック] を実行すると "メモリ不足" エラーが発生する場合があります。
Microsoftの資料をご覧ください。
http://support.microsoft.com/kb/2465746/ja
青い波線を表示しないようにするには[詳細設定]を選択して、「書式の不統一を記録する」のチェックを外します。
スペルチェックと文章校正
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上記の機能がONになっているとき、[校閲]タブの[スペルチェックと文章校正]を実行すると、該当箇所が表示されます。
「今日わ」の「わ」が入力ミスでは? とチェックしたことを示しています。
[キャンセル]ボタンをクリックして、本文へ戻り「今日は」と修正すると表示されていた赤い波線が消えます。
再度、[スペルチェックと文章校正]を実行すると、「Valentineday」は「Valentine day」ではないですか?
とのチェックが入りました。
[修正]ボタンをクリックすると、「Valentineday」が「Valentine day」に修正されて赤い波線が消えます。
次に、「St. Valentine's dayが正解?」がおかしいとチェックされましたので、
「St. Valentine's dayが正解です。」と入力して[修正]ボタンをクリックしました。
すると、「読みやすさの評価」が表示されました。
(たぶん、チェック項目がなくなったということで、こちらが表示されるのだろうと思います)
取り合えず、チェックされたところの修正が終わり、下図のようになりました。
青い波線は書式が他と違うということなので、この「スペルチェックと文章校正」の対象外です。
書式をほかのところと同じにすればこの青い波線は消えます。
[書式のコピー]ボタンで上の行の書式をこの箇所に適用しました。
文体を「です・ます」「だ・である」体に統一する方法
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文体を修正してくれるのではなく、チェックをしてくれます。
[ファイル]タブの[オプション]を実行します。
[文章校正]を選択し、[設定]ボタンをクリックします。
文書のスタイルが英語表記になっているときは?
文章中の英単語の部分にカーソルがある時などに英語表記になります。
日本語の部分にカーソルを置いて、再度1〜2の操作をしてください。
「表記の基準」の「文体」で 「だ・である」体に統一 あるいは 「です・ます」体に統一 を選択します。
ここでは 「だ・である」体に統一 に設定しました。
下図のように「ます」で文章を入力すると緑の波線が表示され、チェックされるようになります。
[スペルチェックと文章校正]を実行すると下図のようになります。
「される」と修正すると、緑の波線は消えます。
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