グラフに近似曲線を追加する：Excelの基本操作

集合縦棒グラフにグラフに近似曲線を追加する　　　　　 Topへ

下表のデータを使って、4月～6月の集合縦棒グラフを作成します。

B C D E F

2 4月 5月 6月 7月

3 みかん 65,000 90,000 85,000 77,000

4 りんご 78,000 81,000 65,000 76,000
グラフにするデータを選択します。ここでは、セル範囲B2:F4を選択します。
セル範囲B2:F4をドラッグして選択するか、B2セルをクリックして、[Shift]キーを押した状態でF4セルをクリックします。
[挿入]タブの[縦棒/横棒グラフの挿入]→2-D縦棒の[集合縦棒]を選択します。
集合縦棒グラフを作成できました。
近似曲線を追加する系列「みかん」を右クリックして、「近似曲線の追加」を選択します。
- ここでは「多項式近似」を使いたいため、右クリックメニューからの操作方法として、書式設定の作業ウィンドウを開くことにしました。
  [グラフの要素]ボタンを使う場合は、系列「みかん」を選択して、[グラフの要素]ボタン→近似曲線→その他のオプションとなります。
近似曲線の書式設定作業ウィンドウが表示されます。
近似曲線のオプションで「線形近似」にチェックを入れます。
下図のように直線の近似曲線が追加されました。
「多項式近似」にチェックを入れて、次数を「3」としました。
予測で前方補外に 1区間としました。
下図のような予測付きで近似曲線が表示されました。

近似曲線の種類（https://support.office.com/ja-jp/article/ から抜粋しました)

種類	説明
指数近似曲線	数式に基づいて複数のポイントに対する最小二乗適合の計算が行われます。ただし、c と b は定数、e は自然対数の底です。注: データに負の値または 0 が含まれている場合、このオプションは使用できません。
線形近似曲線	数式に基づいて直線に対する最小二乗適合の計算が行われます。ただし m は傾き、b は切片です。
対数近似曲線	数式に基づいて複数のポイントに対する最小二乗適合の計算が行われます。ただし、c と b は定数、In は自然対数関数です。
多項式近似曲線	数式に基づいて複数のポイントに対する最小二乗適合の計算が行われます。ただし、b と変数は定数です。
累乗近似曲線	に基づいて複数のポイントに対する最小二乗適合の計算が行われます。ただし、c と b は定数、e は自然対数の底です。注: データに負の値または 0 が含まれている場合、このオプションは使用できません。
移動平均	で計算されます。注: 移動平均の近似曲線上のポイント数は、区間として指定した要素数をデータ系列全体の要素数から引いた値に等しくなります。