エクセル2013基本講座：印刷でMicrosoft XPS Document Writerを使う

Excelをモバイル環境で使用するケースがあります。プリンターのない環境で印刷状態を確認したいときや、PDFのような電子データの印刷ブルにする方法について説明しています。

印刷でMicrosoft XPS Document Writerを使う　　　　Topへ

Excelで作成したものを紙に印刷するのではなく、電子データの印刷物にして配布したりすることができます。
PDFファイルのような使い方ができます。
Windows Vista以降で使用できるようになったMicrosoft XPS Document Writerを使ってみます。
1. [ファイル]タブをクリックしてBackstageを表示します。
2. [印刷]タブをクリックします。
3. プリンターで「Microsoft XPS Document Writer」を選択します。
4. [印刷]ボタンをクリックします。
5. 「印刷中」のメッセージが表示されましたが、これはそのままにしておきます。
6. 別ウィンドウで「名前を付けて保存」が表示されます。
  ファイル名を入力して[保存]ボタンをクリックします。
7. XPSビュアーで結果が表示されました。
作成後にXPSビュアーで表示したいときは、保存したXPSファイルをダブルクリックします。
- XPSファイルは下図のようなアイコンになります。
  - 拡張子の表示は下記をご覧ください。
    - Windows 8で拡張子を表示する
    - ファイルの拡張子を表示したい

上記手順ではXPSファイルを作成後にプレビューが表示されました。この設定はプロパティで行います。
1. 「プリンターのプロパティ」をクリックします。
  「XPXドキュメント」タブで「XPSビュアーを使って自動的にXPSドキュメントを開く」にチェックを入れます。