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入力規則の日本語入力の設定方法
日本語入力の設定 topへ
- 入力規則を使って、セルを選択した時に日本語入力のモードを自動で変更することができます。
Excel2013で日本語の入力はIME(Input Method Editor:インプット メソッド エディタ)を使って入力します。
- Microsoft Office2013の場合、OSがWindows7の場合は Microsoft Office IME 2010 が使用されます。
OSが Windows 8、8.1の場合はMicrosoft IME 2012 となります。
独自にIMEをインストールされている場合は異なりますが、このページでは Microsoft Office IME 2010/OS windows7の画面を使って説明します。
- この機能はIMEの入力モードを設定したものに変更する機能であり、入力できる文字種を制限するものではありません。
この機能で変更された入力モードは入力モードをクリックして記変更するなど、手動で変更することができます。
ただし、「無効」に設定したケースではこれらの入力モードの変更はできなくなります。
また、「オフ」や「無効」以外ではファンクションキー(F6〜F10)を使った文字種の変換が可能です。
- 日本語入力の設定手順
- 設定を行うセルを選択します。
- [データ]タブの[データツール]グループにある[データの入力規則]を実行します。
- [日本語入力]タブを選択して、日本語入力の[▼]ボタンをクリックすると、設定できるものがリストに表示されます。
- コントロールなし
- IMEの制御を行いません。つまり、この設定を行ったセルを選択する前のIMEの状態が継続されます。
- IMEが(直接入力)の状態で、「コントロールなし」のセルを選択してもそのまま(直接入力)の状態で変わりません。
- IMEが(ひらがな)の状態で、「コントロールなし」のセルを選択してもそのまま(ひらがな)の状態で変わりません。
- オン
- IMEがオフ(直接入力)や無効の状態である時に、IMEの日本語入力をオンにします。
すでにオンである場合はその状態が継続されます。
- IMEがOFFの状態で、「オン」に設定したセルを選択するとIMEはONになります。
- IMEがすでにオンの状態であれば、その状態が継続されます。
IMEが(全角カタカナ)の状態で、「オン」に設定したセルを選択するとIMEは(全角カタカナ)のまま変化しません。
- オフ(英語モード)
- IMEがオンまたは無効の状態である時に、IMEの日本語入力をオフにします。
すでにオフである場合はその状態が継続されます。
- IMEがONの状態で、「オフ(英語モード)」に設定したセルを選択するとIMEはOFFになります。
- 無効
- IMEの動作を停止します。
日本語の入力やIMEの入力モードの変更ができなくなります。
入力できる文字種はキーボードの半角英数と半角記号になります。
- 言語バーはロックされた状態になり、入力モードの変更などの操作ができない状態となります。
- ひらがな
- IMEがひらがな入力になります。
- ローマ字入力やかな入力の変換モードは前の状態が継続されます。
- IMEが(全角カタカナ/かな入力)の状態で、「ひらがな」に設定したセルを選択するとIMEは(ひらがな/かな入力)になります。
- 全角カタカナ
- IMEが全角カタカナ入力になります。
- 半角カタカナ
- IMEが半角カタカナ入力になります。
- 全角英数字
- IMEが全角英数字入力になります。
- 半角英数字
- IMEが半角英数字入力(直接入力)になります。
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