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ユーザー設定のビュー
エクセル2010基本講座:ユーザー設定のビュー
シートの画面表示や印刷の設定を保存しておき、必要に応じて設定した状態に切り替えて表示や印刷ができる。
編集時の表示や印刷時の表示などを切り替えて使用するときなど便利な機能です。
印刷用のシートを作成せずに済むケースもありますので、「ユーザー設定のビュー」という機能の利用を検討することをお勧めします。
ユーザー設定のビューを設定する
ユーザー設定のビューを切り替える
フィルターの設定とユーザー設定のビューの組み合わせ
ユーザー設定のビューを設定する
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シートの画面表示や印刷の設定を保存しておき、必要に応じて設定した状態に切り替えて表示や印刷ができる。
編集時の表示や印刷時の表示などを切り替えて使用するときなど便利な機能です。
ここでは、編集用(入力用)の画面と印刷用の画面を登録して切り替えることができるようにする例です。
編集用(入力用)の画面は下図のようにF:G列に計算用の列があります、また、5:7行にも計算用の数値が入力してあります。
印刷用の画面では、上記の計算用の列と行を非表示にしています。
操作手順
通常の編集画面を「編集画面」として登録してみます。
編集用のシートの状態で、[表示]タブの[ブックの表示]グループにある[ユーザー設定のビュー]を実行します。
Excelの表示幅が狭いときは下図のようなコマンドボタンになります。
[追加]ボタンをクリックします。
名前に「編集画面」と入力し、[OK]ボタンをクリックして登録します。
印刷用の状態にシートを編集して(計算用の列や行を非表示にして)、「印刷用」として登録してみます。
[表示]タブの[ブックの表示]グループにある[ユーザー設定のビュー]を実行します。
[ビューの追加]ダイアログで[追加]ボタンをクリックします。
名前に「編集画面」と入力し、[OK]ボタンをクリックして登録します。
ユーザー設定のビューを切り替える
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ユーザー設定のビューに登録したビューを切り替えてみます。
[表示]タブの[ブックの表示]グループにある[ユーザー設定のビュー]を実行します。
Excelの表示幅が狭いときは下図のようなコマンドボタンになります。
[編集画面]を選択して[表示]ボタンをクリックします。
「編集画面」のビューが表示されました。
[表示]タブの[ブックの表示]グループにある[ユーザー設定のビュー]を実行します。
[印刷用]を選択して[表示]ボタンをクリックします。
「印刷用」のビューが表示されました。
フィルターの設定とユーザー設定のビューの組み合わせ
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フィルターの条件をユーザー設定のビューとして保存することもできます。
下図のように月曜日でフィルタした画面にします。
データ範囲を選択して、[データ]タブの[フィルター]を実行します。
「曜日」で「月」にチェックを入れました。
曜日が「月」のデータがフィルターされました。F:G列を非表示にしました。
[表示]タブの[ユーザー設定のビュー]を実行します。
ユーザー設定のビューで[追加]ボタンをクリックします。
「月曜日のデータ表示」とビューに名前を付けました。[OK]ボタンをクリックします。
データが追加された状態を想定して、元のデータに追加してからユーザー設定のビューを実行してみます。
下図のようにデータが追加されています。
ユーザー設定のビューで先ほど追加していた「月曜日のデータ表示」を表示してみます。
フィルターの条件がかかった状態で表示されました。(追加されたデータも表示されています。)
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