置換の使い方：エクセル2010基本講座

置換の使い方　　　　 topへ

検索とほとんど同じです。検索する文字列を置換後の文字列に置き換えます。

[ホーム]タブの[編集]グループにある[検索と選択]→[置換]を実行します。
- ショートカットキーは[Ctrl]+[H]です。
[置換]タブで「検索する文字列」と[置換後の文字列]に入力し、[すべて置換]または[置換]ボタンをクリックします。
- セル値を確認しながら置き換えたいときは[次を検索]ボタンを使って[置換]を行います。
- 下図は[オプション]ボタンをクリックした状態のものです。
[すべて置換]を実行すると、下図のようなメッセージが表示されます。

検索する文字列の書き方　　　　　　 topへ

文字の削除にも使うことができます。
- 置換後の文字列を空欄のままにします。
  下図では「ノ」を「何もないもの」に置換する・・・ということですので、「ノ」が削除されます。
セル内改行を削除する。
- セル内改行は[Ctrl]+[J]キーで入力することができます。
  検索する文字列にカーソルが表示されているのを確認して、[Ctrl]+[J]　を打鍵します。
  欄内には何も表示されませんが、打鍵したコードが入っています。
  置換後の文字列は空欄のままにします。
- セル内での改行が削除され、1行に表示されます。
  ちなみに、セル内改行を行うときは　[Alt]+[Enter]です。
  
  ちなみに、CLEAN関数でセル内改行を削除することができます。数式は　=CLEAN(B2)　としました。
特殊文字 * アスタリスクや ? クエスチョンマークを検索する(置換する/削除する)
- 検索する文字列に　~* 　と頭に　~ チルダを入力します。チルダは　[Shift]+[へ]　で入力します。
  置換後の文字列には何も入力しません。
  [置換]ボタンをクリックします。
  
  ↓
  セル内に入力されていた * アスタリスクが削除されました。
  
  ちなみに、SUBSTITUTE関数を使うと、=SUBSTITUTE(B2,"*","")　とします。
- 数式内の　* アスタリスクを　+ プラスに置き換えてみます。D2:D5セルには数式で乗算(掛け算)が入力されています。
  検索する文字列に　~* と入力します。
  置換後の文字列に　+ と入力します。
  [すべて置換]ボタンをクリックします。
  
  ↓
  「検索と4件の置換を完了しました」と表示されました。
  D2:D5セルに入力されていた　乗算が　加算に置き換えられました。
- 同様に、検索する文字列に　~? 　と頭に　~ チルダを入力します。チルダは　[Shift]+[へ]　で入力します。
  置換後の文字列には何も入力しません。
  [置換]ボタンをクリックします。
  
  ↓
  セル内の入力されていた ? クエスチョンマークを削除することができました。
そのほかの文字列を操作する関数