重複しないリストをドロップダウンリストに表示する(入力規則):Excelの基本操作



更新 2022/10/20

UNIQUE関数を利用する方法
重複しないリストをドロップダウンリストに表示する(入力規則)

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  1. UNIQUE関数で重複しないリストを作成します。
    なお、元の商品リストはデータの増減に対応するために、テーブルにしておきます。
    重複しないリストを =UNIQUE(テーブル1[商品名]) で取り出します。
  2. 入力規則の設定を行います。
    D3セルを選択して、[データ]タブのデータツール グループにある[データの入力規則]を実行します。
  3. データの入力規則で入力値の種類で「リスト」を選択します。
    元の値に スピル範囲演算子(#)を使って =F3# とします。
    (F3# と指定すると、UNIQUE関数で取り出した配列のデータ全体を指定することができます。)
  4. 重複しないドロップダウンリストが作成できました。
  5. 新たな商品「サクランボ」を追加します。
    重複しないリストに「サクランボ」が追加され、ドロップダウンリストにも追加されます。
    元のリストがテーブルになっているおかげです。

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  1. 作業列を利用して、重複しないデータの行番号を調べて、重複しないデータのリストを作成します。
    重複しないデータの行番号は =IF(COUNTIF($B$3:B3,B3)=1,ROW(),"") として求めました。
  2. 重複しないデータのリストは =IF(COUNT($F$3:$F$20)>=ROW()-2,INDEX($B$3:$B$20,MATCH(SMALL($F$3:$F$20,ROW(A1)),$F$3:$F$20,0)),"") としました。
    IF関数で IF(COUNT($F$3:$F$20)>=ROW()-2,・・・ としてエラー値を表示しないようにしています。
    ROW()-2 はF列のデータの始まりが3行目からなので、3行目が1になるように -2 で調整しています。
    重複しないデータは INDEX関数を使って B列から取り出しています。
  3. 入力規則の設定を行います。
    [データ]タブのデータツール グループにある[データの入力規則]を実行します。
  4. データの入力規則 のダイアログボックスが開きます。
    [設定]タブを選択して、入力値の種類で「リスト」を選択します。
    元の値に =OFFSET($G$3,0,0,COUNTA($G$3:$G$20)-COUNTBLANK($G$3:$G$20),1) と入力します。
    [OK]ボタンをクリックします。
  5. 入力規則のリストで重複しないデータをリスト表示することができました。
  6. 重複しないデータが入力されると、入力規則のリストに追加されます。
    下図のように、 梨、桃 を追加したら、入力規則のリストにも 梨、桃 が追加されました。
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