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補助縦棒付き円グラフを作成する
補助縦棒付き円グラフを作成する
このページでは補助縦棒付き円グラフの作成方法を書いていますが、補助円付き円グラフも同じ操作で作成することができます。
補助縦棒付き円グラフを作成する
補助棒へのデータを指定する方法
同じ列にある2つのリスト(表)から補助縦棒付き円グラフを作成する
異なる列の2つのリスト(表)から補助縦棒付き円グラフを作成する
補助縦棒付き円グラフを作成する
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どのような仕組みで補助縦棒付き円グラフが作成されるのかを見てみましょう。
データ範囲を選択して、[挿入]タブの[円またはドーナツグラフの挿入]を選択します。
補助棒付き円グラフが作成できました。
補助棒の方にはデータリストの下の方の3つがまとめられて表示されています。
ちなみに、数量を小さい方から並べたデータを使って、補助棒付き円グラフを作成しても、データリストの下から3つがまとめられて補助棒の方に表示されます。
補助棒へのデータを指定する方法
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データリストを作成するときに、補助棒の方にまとめるデータは下の方に書くとよいというのがわかります。
では、3つではなく、2つのデータをまとめたいとか、4つのデータをまとめたいときはどうすればよいのでしょう?
グラフの円グラフの部分をダブルクリックして、データ系列の書式設定作業ウィンドウを表示します。
または、グラフツールの[書式]タブのグラフ要素の選択で「系列1」を選択して、[選択対象の書式設定]をクリックして、データ系列の書式設定作業ウィンドウを表示します。
データ系列の書式設定作業ウィンドウで系列のオプションを選択します。
系列の分割で「位置」、補助プロットの値で「3」と表示されています。
つまり、補助プロット→補助縦棒へプロットするのは 位置を基準にして、3つのデータをプロットするということを示しています。
系列の分割のリストを表示すると、「位置」「値」「パーセント」「ユーザー設定」が選択できます。
系列の分割で「値」を選択して、未満の値を「30」としました。
↓
データが30未満の2つのデータがその他にまとめられて、補助縦棒に表示されました。
系列の分割で「値」を選択して、未満の値を「30」としました。
↓
データが13%未満の4つのデータがその他にまとめられて、補助縦棒に表示されました。
D列には見てわかるように、各商品の割合を計算して表示しました。
系列の分割で「ユーザー設定」を選択すると、「プロット間で移動するデータ用をを選択する」と表示されました。
円グラフをクリックすると、データのすべての要素が選択されます。
この中の1つの要素をクリックすると、1つの要素が選択できます。
「か」の部分をクリックしました。すると、書式設定に要素のプロット先「補助プロット」と表示されました。
現在、要素「か」は補助プロットに表示しているということを示しています。
要素のプロット先を「主要プロット」に変更すると、要素「か」は主の円グラフの方に表示されました。
グラフの要素を1つ選択して、書式設定で「主要プロット」か「補助プロット」かを設定することができます。
円グラフで要素「え」を選択して、要素のプロット先を「補助プロット」をすると、補助縦棒に表示されます。
↓
データリストの途中のデータ「位置」「値」「パーセント」で指定できないものは、グラフ中で選択して設定することができます。
2つのリスト(表)から補助縦棒付き円グラフを作成する
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上記は、1つの表から補助縦棒付き円グラフを作成しましたが、この項では2つのリスト(表)から作成したいと思います。
2つのリストが同じ列にある場合
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下図の同じ列にある2つのリストから補助縦棒付き円グラフを作成します。
左の九州地区のリストを円グラフに、右の鹿児島県のリストを縦棒グラフにします。
B3:C8セルを選択します。ポイントは縦棒グラフで詳細を表示する B9:C9セルの鹿児島県は選択しません。
[Ctrl]キーを押した状態で、B10:C15セルを選択します。
[挿入]タブの[円またはドーナツグラフの挿入]を選択します。
補助縦棒付き円グラフが作成できました。
ここの例では補助縦棒のデータが4個でしたので、補助棒へのデータを修正する必要はありませんでした。
必要があれば前項の
補助棒へのデータを指定する方法
をご覧ください。
データラベルに分類名を表示しました。
2つのリストが異なる列にある場合
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下図の2つのリストから補助縦棒付き円グラフを作成します。
左の九州地区のリストを円グラフに、右の鹿児島県のリストを縦棒グラフにします。
B3:C8セルを選択します。
[Ctrl]キーを押した状態で、E3:F6セルを選択します。
[挿入]タブの[円またはドーナツグラフの挿入]を選択します。
補助縦棒付き円グラフうまく作成できませんでした。
作成方法の手順を変更します。
B3:C8セルを選択します。ポイントは縦棒グラフで詳細を表示する B9:C9セルの鹿児島県は選択しません。
[挿入]タブの[円またはドーナツグラフの挿入]を選択します。
下図のような補助縦棒付き円グラフが作成されました。
グラフを選択して、グラフツール リボンを表示します。
[デザイン]タブを選択して、[データの選択]をクリックします。
凡例項目(系列)の[編集]ボタンをクリックします。
系列値で、 表示されている =Sheet1!$C$3:$C$8の後ろに , (カンマ)を入力して、Sheet1のF3:F6 を選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
横(項目)軸ラベルの[編集]ボタンをクリックします。
軸ラベルの範囲で表示されている =Sheet1!$B$3:$B$8の後ろに
, (カンマ)を入力して
、Sheet1のE3:E6 を選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
横(項目)軸ラベルに追加したラベルが表示されているのを確認することができます。
[OK]ボタンをクリックします。
列の異なるデータ表を基に補助縦棒付き円グラフが作成できました。
ここの例では補助縦棒のデータが4個でしたので、補助棒へのデータを修正する必要はありませんでした。
必要があれば前項の
補助棒へのデータを指定する方法
をご覧ください。
データラベルに分類名を表示しました。
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