Home
»
Excel FAQの目次
»
セル内で改行する方法・セル内の改行をまとめて削除する方法
セル内で改行する方法・セル内の改行をまとめて削除する方法
セル内で改行する方法
セル内改行を削除する方法
セル内で改行する方法
Topへ
セル内で[Alt]+[Enter]を使って改行する
改行したセルを選択します。
セルの内容(値)が数式バーに表示されています。
改行したい所にカーソルを表示します。
セル内でカーソルを表示したいときは、[F2]キーを押して編集状態にします。
文字列の最後にカーソルが表示されますので、カーソルキー「←」で下図の位置(改行したい位置)にカーソルを移動します。
数式バーでは改行したいところをクリックして、カーソルを表示します。
[Alt]+[Enter]キーを押して、改行コードを入力します。
シートに改行された状態がプレビューされます。
数式バー内で[Alt]+[Enter]で改行した例です。
2行に改行されることがわかります。
数式バーの下端にマウスを合わせてドラッグすると数式バーを縦に広げることができます。
[Enter]キーを押して入力を確定します。
セルの幅に収まるように改行されて表示されました。
下図ではどこで[Alt]+[Enter]で強制改行したかちょっとわかりずらくなっています。
セル幅を広げると、2行に改行して表示されました。
[Alt]+[Enter]で改行した位置がわかります。
改行コードCHAR(10)を使って改行する
セル内に数式で改行コードCHAR(10)を挟むようにします。
下図ではB4セルに="文字列を"&CHAR(10)&"ここで改行する" と入力しました。
ところが、シートでは改行されていません。
[ホーム]タブの配置グループで[折り返して全体を表示する]をクリックして、オンにします。
シートに改行して表示されました。
セルの書式設定ダイアログボックスでは「配置」タブの文字の制御で「折り返して全体を表示する」にチェックを入れます。
セルの書式設定ダイアログボックスを開くショートカットキーは [Ctrl]+[1]です。
セル内改行を削除する方法
Topへ
置換を使ってセル内改行をまとめて削除する
[ホーム]タブの[検索と選択]→[置換]を選択します。
ショートカットキーは [Ctrl]+[H]です。
[置換]タブの検索する文字列のボックス内をクリックして、カーソルを表示します。
[Ctrl]+[J]キーを押します。画面上は何も変化が見えません。
[すべて置換]ボタンをクリックします。
うまく開業が削除できないときは、検索する文字列のボックス内に以前に使用したコードが残っていることがあります。
[Delete]キーを何回か押してから、[Ctrl]+[J]キーを押してみてください。
「9件を置換しました。」と表示されました。
[Alt]+[Enter]で改行していたセル9個の改行が削除されました。
ちなみに、数式で改行コードを挟んで改行しているセルは改行の解除はされません。
関数を使って改行を削除する
CLEAN関数を使ってセル内改行を削除します。
C2セルに
=CLEAN(B2)
と入力しました。
セル内の改行が削除されました。
なお、この方法では 改行コードCHAR(10) を挟んで改行した文字列も改行が削除された文字列になります。
SUBSTITUTE関数を使って改行コードを置換して削除します。
C2セルに
=SUBSTITUTE(B2,CHAR(10),"")
と入力しました。
セル内の改行が削除されました。
なお、この方法では 改行コードCHAR(10) を挟んで改行した文字列も改行が削除された文字列になります。
VBAを使って改行を削除する
VBAのReplace関数を使って文字列の 改行コード vbLf を "" に置き換える方法です。
ここの例では置き換えを行うセル範囲を B2:B10 と設定しています。
ちなみに、この方法では数式で改行コードCHAR(10) を挟んで改行した文字列も改行が削除された文字列になります。
(数式は改行コードを削除した文字列に置き換わります)
Sub test1()
Dim myRng As Range
Dim myStr As String
For Each myRng In Range("B2:B10")
myStr = myRng.Value
myRng.Value = Replace(myStr, vbLf, "")
Next myRng
End Sub
Home
|
Excel FAQの目次
|セル内で改行する方法・セル内の改行をまとめて削除する方法