重複を削除するいろいろな方法:Excelの基本操作


関数で重複を判定して削除する
詳細設定(フィルターオプションの設定)で重複を削除する ピボットテーブルで重複を削除する
重複の削除で重複を削除する UNIQUE関数を使って重複を削除する

関数で重複を判定して削除する       Topへ

  1. F列を作業列として使用します。
    F3セルに =IF(COUNTIF($C$3:C3,C3)>1,"重複","") と入力して重複か否かを判定します。
  2. データリスト内のセル1つを選択して、[データ]タブの[フィルター]をクリックして、フィルターをオンにします。
  3. F列のフィルターボタンをクリックして、「(空白セル)」のチェックを外し、「重複」のチェックを入れた状態にします。
    [OK]ボタンをクリックします。
  4. F列が「重複」の行が表示されますので、表示されている4つのセルを選択します。
  5. [ホーム]タブの[削除]→[シートの行を削除]を実行します。
  6. [重複」の行が削除され、データが見えなくなってしまいました。
    [データ]タブの[フィルター]をクリックして、フィルターをオフにします。
  7. コードが重複したデータが削除され、重複していないデータが残っているのがわかります。

計算の必要があるケースでは、重複していない項目をほかのセルに書き出します       Topへ

  1. 上記の3のフィルターで(空白セル)にチェックを入れ、重複のチェックを外します。
  2. 空白の行(重複と判定しない行)が表示されます。
    表示されているデータを選択して、Ctrl + C でコピーし、H2セルを選択して、Ctrl + V で貼り付けます。
    下図はフィルターがかかっている状態なので、非表示の行があります。
  3. [データ]タブの[フィルター]ボタンをクリックしてオフにすると、全データが表示され確認することができます。
    また、集計をしたい場合は K3セルに =SUMIFS($E$3:$E$12,$C$3:$C$12,I3,$D$3:$D$12,J3) と入力して、合計を求めることができます。

重複をチェックしたいキーが2つ以上あるときは?      Topへ

  1. 重複をチェックしたい項目を結合して、1つにしてチェックする方法があります。
    F列を作業列として、 =C3&"_"D3 と重複をチェックしたい項目を結合します。 _(アンダーバー)を使うのは2つの項目に使用されていない文字で結合するためです。
  2. G列で重複を判定します。
    G3セルには =IF(COUNTIF($F$3:F3,F3)>1,"重複","") と入力しています。
  3. 以降の操作は、前項と同じでフィルターを利用して、重複と判定した行を削除します。
    前項の2以降と同じ操作になります。

詳細設定(フィルターオプションの設定)で重複を削除する       Topへ

  1. データリスト内のセルを1つ選択して、[データ]タブの[詳細設定]を実行します。
  2. フィルターオプションの設定 ダイアログボックスが開きます。
    リスト範囲に C2:D12 を指定します。(列見出し C2:D2セル を含める必要があります)
    「指定した範囲」にチェックを入れ、検索条件範囲に H2 を指定します。
    「重複するレコードは無視する」にチェックを入れます。
  3. 重複していないデータが抽出できました。
  4. 計算(合計)が必要であれば、J3セルに =SUMIFS($E$3:$E$12,$C$3:$C$12,H3,$D$3:$D$12,I3) と入力します。

ピボットテーブルで重複を削除する       Topへ

  1. データリスト内のセルを1つ選択して、[挿入]タブの[ピボットテーブル]を選択します。
  2. テーブルの範囲を B2:D12 を指定しました。
    「既存のワークシート」にチェックを入れ、 場所を F2 と指定しました。
  3. ピボットテーブルのフィルドで行に「コード」と「品名」を配置し、Σ値に「合計/個数」を配置しました。
  4. ピボットテーブル内のセルを1つ選択します。
    ピボットテーブルツールの[デザイン]タブで[小計]→[小計を表示しない]を選択しました。
  5. ピボットテーブルツールの[デザイン]タブで[レポートのレイアウト]→[表形式で表示]を選択しました。
  6. 重複データが削除され、個数の集計ができました。

重複の削除で重複を削除する       Topへ

  1. 後で集計をしたいので、コピーをしたもので操作をします。
    データリスト内のセルを1つ選択して、[データ]タブの[重複の削除]を実行します。
  2. 重複を判定する列「コード」と「品名」にチェックが入った状態にします。
    [OK]ボタンをクリックします。
  3. 重複が4個あり、一位に値が6個であることが示されました。[OK]ボタンをクリックします。
  4. 個数の集計が必要な場合は、J3セルに =SUMIFS($E$3:$E$12,$C$3:$C$12,H3,$D$3:$D$12,I3) と入力すると計算することができます。

UNIQUE関数を使って重複を削除する       Topへ

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