複雑な条件でデータを抽出したい2(詳細設定・オートフィルター):Excelの基本操作



詳細設定で抽出する 検索条件を数式で書く
オートフィルターでデータを抽出する

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  1. 例えば、5教科のテスト結果のデータがあります。
    詳細設定・オートフィルター01
    このデータから2科目以上が80以上の人をリストアップする場合はどのように検索条件を書けばよいのでしょう?
    1. データリスト内のセルを1つ選択して、[データ]タブの[詳細設定]を実行します。
      詳細設定・オートフィルター03
    2. リスト範囲は A1:I21
      検索条件範囲は L1:P11
      抽出先は「指定した範囲」にチェックを入れて、 抽出範囲に A24 と設定しました。
      詳細設定・オートフィルター04
    3. 10個のデータが抽出できました。
      詳細設定・オートフィルター05

検索条件を数式で書く     Topへ

  1. K1セルにデータリストの列見出しに使われていない文字列 「条件」と入力しました。文字列を入力せず、空欄のままでも構いませんが、ここでは説明上わかりやすくするために入力しました。
    K2セルに 数式 =COUNTIF(E2:H2,">=80")>=2 を入力しました。
    詳細設定・オートフィルター06
  2. データリスト内のセルを1つ選択して、[データ]タブの[詳細設定]を実行します。
    詳細設定・オートフィルター07
  3. リスト範囲は A1:I21
    検索条件範囲は L1:P11
    抽出先は「指定した範囲」にチェックを入れて、 抽出範囲に A24 と設定しました。
    詳細設定・オートフィルター08
  4. 10個のデータが抽出できました。
    詳細設定・オートフィルター09

オートフィルターでデータを抽出する     Topへ

  1. データリストの右の列、J1セルに「作業列」と入力しました。
    J2セルには =COUNTIF(E2:H2,">=80") と80以上の科目数を求める数式を入力しました。
    J2セルを選択し、オートフィルボタンをダブルクリックして、下方向へ数式をコピーします。
    詳細設定・オートフィルター10
  2. データリスト内のセルを1つ選択して、[データ]タブの[フィルター]を実行します。
    「作業列」のフィルターボタンをクリックして、 2,3,4のチェックボックスにチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
    詳細設定・オートフィルター11
  3. 10件のデータが抽出できました。
    詳細設定・オートフィルター12
  4. 抽出されたデータだけをコピー&貼り付けしたい場合は、範囲内のセルを1つ選択して、 Ctrl + A でセル範囲を選択し、 Alt + ; (セミコロン) で可視セルを選択します。あとは、Ctrl + C でコピーし、貼り付け先のセルを選択して、Ctrl + V で貼り付けします。 詳細設定・オートフィルター13
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